CienaのWaveLogic Scienceの副社長であるキム・ロバーツ(Kim Roberts)が、OFC 2019においてOptical Society(OSA)とIEEE Photonics Societyからジョン・チンダル賞を授与されます。 キム・ロバーツの受賞理由は、「実用的なコヒーレント通信システム開発におけるパイオニアとしての貢献」です。

The Optical Societyのエリザベス・ローガン(Elizabeth Rogan)氏は、キム・ロバーツの受賞が発表されたときに次のように述べています。「キム・ロバーツ氏のイノベーションが光伝送システムを変革したことは広く知られています。 日々の通信ニーズを満たす新たなレベルの技術ソリューションの提供において、彼の功績は重要でした。」

全内反射の現象を初めて明らかにした19世紀の科学者のジョン・チンダルの名前を冠したこのは、光ファイバーのコミュニティーで最も栄誉ある賞のひとつです。 この賞は、光ファイバー技術の分野で非常に重要な貢献を果たしたパイオニアや継続的な貢献のあった個人、またはリーダーシップを発揮した個人に贈られます。

以下に、Gazettabyteに掲載されたキム・ロバーツの詳細なプロフィールの抜粋をご紹介します。 記事の全文は、こちらから参照できます。

プロフィール

概念化者、数学者、家具製作者、多産の発明家、寿司ファン、創造的な精神の持ち主、チームリーダーかつメンター。  これらは、Cienaのキム・ロバーツを知る人々が彼について語る人柄のほんの一端にすぎません。 

Cienaのキム・ロバーツ。 壁面にはキム・ロバーツが取得した160の特許の一部が飾られ、スクリーンにはWaveLogic Aiコヒーレント・モデムが生成した32点のコンステレーションの画像が映し出されています。

キム・ロバーツが「実用的なコヒーレント通信システム開発におけるパイオニアとしての貢献」を評価されて、Optical Society(OSA)とIEEE Photonics Societyから2019ジョン・チンダル賞を受賞しました。  

「当然の受賞です」とキム・ロバーツをよく知る、Nortel時代の同僚であったセブ・セイボリー(Seb Savory)は語っています。セブは現在、Cienaと共同プロジェクトを進めるケンブリッジ大学で研究者として活躍しています。 2010年に、CienaはNortelを買収しました。   

「キムの貢献と影響力を測る最大の指標は、キムがパイオニアとして切り拓いた実用的なコヒーレント光通信システムが大容量光ファイバー・システムの現在のゴールド・スタンダードになっているという事実です」とCienaのCTOであるスティーブ・アレクサンダー(Steve Alexander)は述べ、次のように続けています。 「このシステムは、世界がつながるためのファブリックの基盤となり初めており、世界中の大手ネットワーク事業者のほぼすべてに導入されています。」

「キム・ロバーツ氏は、光通信に初めて電子信号処理を導入しました」とAthens Information Technology Center(AIT)のプロフェッサーであるイオアニス・トムコス(Ioannis Tomkos)氏は説明しています。 信号処理は当初、トランスミッター、つまり直接検波システムの前置補償のための電子ベースのイコライゼーションに搭載され、その後レシーバーに搭載されるようになりました。  「キム・ロバーツ氏のアイデアは、コヒーレント検波の実用化につながり、業界に変革をもたらしました」とトムコス氏は語っています。 

一方、上司であるCienaのパケット・オプティカル・プラットフォーム研究開発担当副社長のディノ・ディペルナ(Dino DiPerna)は、キム・ロバーツをこれまでの人生で出会った人々のなかで最も才能あふれる人物の一人と評しています。  

Gazettabyteにアクセスすると、記事の続きを閲覧できます。 「Kim Roberts: The 2019 John Tyndall Award winner.」