現在、一部のネットワーク装置は仮想化して、ソフトウェアとして提供できるようになっています。ネットワーク装置がハードウェアであるという常識はもはや通じません。 企業とサービス・プロバイダー間の物理的なデマケーション・ポイントとして設置されるラックベースのピザボックス型の装置のかわりに、ソフトウェア・ベースの機能がネットワークのあらゆる場所に配置され、必要に応じて移動します。 本書では、ハードウェアからソフトウェアへの解放が、サービス・プロバイダーにどのようなビジネス機会をもたらすかについて解説します。