Altibox Carrierは、CienaのWaveLogic 6 Extreme(WL6e)コヒーレント光技術を使用し、ノルウェーと英国間を結ぶ自社のNO-UKシステム上で、実稼働中の海底ケーブルによる世界初の1.6Tb/s単一キャリア波長伝送を実証しました。
ノルウェーと英国間のAltibox Carrierの生産ネットワーク上で、1.6Tb/sチャネルがエラー無く実作動しました。この成果は、次世代テラビット波長を実際の海底ケーブルで運用する準備が整っていることを示しています。この接続性におけるマイルストーンでは、WL6eが実稼働中の海底ケーブル上で1.6Tb/sの伝送を難なく実現し、9b/s/Hzを超えるスペクトル効率を実証しています。
CienaのWL6e技術を活用したこのソリューションは、従来世代と比べて容量とスペクトル効率が大幅に向上しており、稼働中の海底区間においても厳しい性能目標を満たしています。この結果は、Altibox CarrierがAI、コンテンツ配信、動画、クラウドアプリケーションによるトラフィックの急増に対して、効率的かつ持続可能にスケールできる能力を備えていることを示しています。
Altibox Carrierは、WL6eをロードマップに組み込むことで、ネットワークの拡張性とインテリジェンスをさらに強化しています。
「国際的なデータセンター市場は、特にノルウェーにおいて、歴史的な拡大期を迎えています。そのため当社は、欧州全域および主要な国際ハブに向けて、より大容量で高いレジリエンスを備えた通信経路を提供する立場にあります」と、Altibox Carrierの最高経営責任者スヴェイン・アリルド・イムス(Svein Arild Ims)氏は述べています。
「Altibox CarrierとCienaは再び力を合わせ、最先端のデータセンターのハブというノルウェーの位置を強化しました」とCienaのグローバル海底ネットワーク・ソリューション担当副社長トーマス・セーレンセン(Thomas Soerensen)は言います。「この業界初の指標とWaveLogic 6の計画的導入により、Altibox Carrierは効率的に自社のネットワークの規模を適合させ、AI、クラウド、データセンターの拡大に伴う帯域需要の急増に対応できるでしょう」
この発表は、Altibox Carrierが実施した800Gネットワークのアップグレードを基盤としており、CienaのWaveLogic 5 Extremeを搭載したWaveserver 5プラットフォームと、6500フレキシブルグリッド・オープンライン・システムを活用して、ノルウェーとアムステルダム、ブリュッセル、ロンドン、ハンブルクといったデジタルハブを結んでいます。
Altibox Carrierについて
Altibox Carrierは、北欧諸国と欧州にわたって、国際的な接続性と高速データサービスを提供しています。同社は、ノルウェーと英国を結ぶNO-UK海底ケーブルおよび、ノルウェーとデンマークを結ぶSkagen Fiber Westケーブルを運用しており、広範な陸上ネットワークと統合されています。また、Altibox CarrierはLyseとHitecVisionが共同で所有しています。
Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedIn、Twitter、Ciena Insights blog、www.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。
投資家の皆様へ
当社ウェブサイトの投資家セクションで、定期的なプレスリリース、SEC申告書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表をご覧いただけます。重要情報は随時、独占的に本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは一定の将来見通しに関する記述を含んでおり、これらの記述は当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果や成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述したようなリスクと不確実性のために、これらの記述内容や含意とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「予想される」、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「予期される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「思われる」などの語句で特定できます。Cienaは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません。



