QTnetが九州全域のネットワーク拡張に向けてCiena製品を選定

WaveLogic Aiを搭載したシエナ(ニューヨーク証券取引所:CIEN)の6500光パケットプラットフォームが、日本の九州地区において通信サービスを提供する㈱QTnet (本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役社長:岩﨑和人、以下QTnet)に選定されました。これにより、QTnetはより高いレベルのネットワーク容量、柔軟性、信頼性を実現します。

Key Facts:                             

  • QTnetは光ケーブルを用いて、自治体や企業向けに信頼性の高い広域イーサネット回線を提供。また、九州全域の40万世帯の家庭や企業に、インターネット、電話、テレビ放送などの通信サービスを提供しています。日本各地で、台風、集中豪雨、地震などの大規模な自然災害が発生する中、本州の南西に位置する九州でも、大きな地震被害や集中豪雨被害を経験しています。
  • シエナのWaveLogic Aiプログラマブル・コヒーレント光伝送技術を搭載した6500光パケットプラットフォームを導入することにより、波長辺り最大400Gb/sの高速光伝送を可能としました。このソリューションにより、光ネットワークの通信容量を増やして、より高速な通信サービスの提供を可能とするとともに、消費電力や設置スペースを削減し、管理する波長数を減らすことで、競争優位性を向上させました。
  • さらに、シエナ6500の「フレックスグリッド対応CDC(カラーレス、ディレクションレス、コンテンションレス)」及び「レイヤ0コントロールプレーン」を適用して将来的な光伝送技術の進化への対応を可能にしています。これらの機能は、光ファイバ伝送路の障害に対して高い修復能力を発揮し、台風や集中豪雨、地震などの自然災害から通信を守るために役立ちます。

Executive Comments:

  • 「QTnetでは、ネットワークの更新に際し、大容量且つ、大規模災害発生時でも耐えうる信頼性の高いネットワークを検討してきました。 この度、Ciena社製品を選定し、当社ネットワークの更なる大容量・高度化を実現することで、お客さまに大容量で高信頼な、安定したサービスを提供できるものと確信しています。QTnetは引続き、『未来を拓く新たな“光”を九州から』をビジョンに、お客様の暮らしとビジネスに“感動品質”をお届けするよう努めてまいります。」- 毛利定夫 取締役 専務執行役員 技術本部長 株式会社QTnet
  • 「今回のQTnet様によるご採用は、アジア太平洋地域における当社の継続的な成功の一事例です。WaveLogic Aiによって強化されたシエナの適応性・弾力性の高い光ネットワークにより、ネットワーク容量の拡張とともに、ネットワーク需要の増減を把握することも可能となります。これらシエナの提供する最新技術をQTnet様にご活用頂けることを大変光栄に思います。」
    - 久米博之 代表取締役社長 日本シエナコミュニケーションズ

About QTnet
QTnetは、九州を中心に情報通信サービスを提供する九州電力グループの電気通信事業者です。「きらきら、つながる。」をコーポレートスローガンに、個人向け光インターネットサービス「BBIQ」、モバイルサービス「QTモバイル」、自治体や企業向けネットワークソリューションサービス「QT PRO」などを提供しています。今年4月から新たに「IoT・AIプロダクト推進室」を開設するなど、ICTにて地域のお客さまの暮らしを豊かにする企業を目指しています。

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家向け情報のご案内
当社ウェブサイトの投資家セクションでは、プレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表を定期的に掲載しています。随時、重要情報を本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは一定の将来見通しに関する記述を含んでおり、これらの記述は当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果ないし成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述されたものを含むリスクと不確実性により、これらの記述で指摘ないし暗示された内容とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「期待される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「なると思われる」などの語句で特定できます。シエナは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません