Ciena(NYSE: CIEN)は、統合メトロ・ネットワーク向けに最適設計された業界初となるプラットフォーム・アーキテクチャ、WaveRouterを発表しました。Cienaのコヒーレントルーティング戦略の一環として、WaveRouterは5G、高速ブロードバンド、企業向けビジネス・サービス、クラウドなど帯域を大量消費するサービスによるメトロ・トラフィックの急増に対応します。IP、光、コンピューティング機能を単一のプラットフォーム上にシームレスに統合したWaveRouterは、帯域の将来的な増大に対応可能な6Tb/sから192Tb/までの拡張性を備え、前例のないトラフィック需要に対処するサービス・プロバイダーのニーズに応えます。

WaveRouterは、従来のシャーシとリーフ/スパイン設計が統合された新しい柔軟なハイブリッド・アーキテクチャを生み出し、Cienaの業界をリードするWaveLogicコヒーレント技術およびインテリジェントなマルチレイヤー制御と自動化を利用し、高い性能、運用の容易さ、そして環境に配慮したコヒーレント・ルーティング・ソリューションを提供します。最も優れたプラットフォーム・アーキテクチャ、伝送技術、ソフトウェアを組み合わせることで、スペース、消費電力、冷却、拡張性を犠牲にすることなく、メトロ・ネットワークの活発な需要に対応します。

Heavy Reading社のシニア・アナリストであるスターリング・ペラン(Sterling Perrin)氏は次のように述べています。「サステナビリティ、拡張性、信頼性、クラウドへの適応性、低コストのニーズが高まっているメトロ・ネットワークは、近代化の機が熟しています。Heavy Reading社の調査データによると、多くの事業者がメトロの設計方法を変革したいと考えています。Cienaのコヒーレント・メトロ・ルーターであるWaveRouterは、IPと光の連携、オープンAPIベースの自動化、冗長電源と冷却を提供するハードウェア・ビルディング・ブロック・アーキテクチャを組み合わせ、コンピューティングのスケールアップとスイッチング・ファブリックのスケールアウトを個別に実行できる能力を備えています。これは、ネットワーク事業者が探し求めていたタイプの革新的なメトロ・アーキテクチャです。」

「サービス・プロバイダーは、クラウド駆動型の常時接続の世界で競争力を得るために、統合によるネットワークの簡素化を目指しています。これまでは、容量、運用の容易さ、サステナビリティに関して、サービス・プロバイダーは妥協を強いられてきました。WaveRouterは、革新的なアプローチを採用し、IP、コヒーレント光伝送技術、柔軟なフォトニック技術の最適解を組み合わせ、マルチレイヤー運用によるパフォーマンスと消費電力の真の優位性を確立しています」とCienaのグローバル・プロダクト/サービス担当上級副社長のスコット・マクフィーリー(Scott McFeely)は語っています。

WaveRouterは2023年第3四半期に提供が開始されます。

WaveRouterの利点:

  • CienaのMCP(Manage, Control and Plan)マルチレイヤー・ドメイン・コントローラーを使用し、IPと光のネッWaveRouter product imageトワーク・サービスを1つのインターフェイスで管理することで、運用コストを削減し、最適なネットワーク・パフォーマンスと成長を促進します。
  • 400Gb/sから始めて最大1.6Tb/sまで動的に拡張可能なプラガブル・コヒーレント光製品とパフォーマンス最適化の統合により、ビットあたりのコストを最小限に抑えて、適応性のある高出力伝送を実現します。
  • ファブリックとI/Oインターフェイスの両方を備えたユニバーサル・スロットにより、アップグレードの可能性を最大限に高めます。
  • 隣接していないラックや列への柔軟な導入、エネルギー効率が高い冷却機能と配線、保護された従量制の配電により、環境とサステナビリティの目標を達成できます。
  • 高性能を向上する拡張可能なスイッチ・ファブリックによってサービス中のファブリックの拡張が可能であるため、運用を中断することなく、拡張性を向上します。
  • ルーティング機能とは別にコンピューティング容量を変更できる柔軟なコンピューティングによって妥協のない拡張性を実現します。
  • Cienaの5100と8100ファミリーとの完全な相互運用性によって運用効率を最大限に高められます。

WaveRouterに関する情報

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

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