ニューアークからピッツバーグまでの記録的なパフォーマンスで未来のネットワーク能力を実証

4Kコンテンツ、ゲーム、AR、VRなどのアプリケーションの継続的な増加に対応し、Comcastは、より高い臨場感を得られるデジタル体験を数百万人のカスタマーに提供するためにネットワークを進化させています。Comcastは先ごろ、Ciena(NYSE:CIEN)のWaveLogic 5 Extreme(WL5e)とフレックスグリッド技術を採用して、世界で初となる単一波長で600Gbpsを長距離伝送するパイロット導入を実施し、ニューアーク、ニュージャージー、ピッツバーグ、ペンシルベニアの中核となるピアリング・ロケーション間の800kmを超える距離で、商用のライブ・トラフィックを伝送しました。また、Comcastは、この技術のすべての機能をテストするために信号をループバックして、1,600kmを600Gbpsで正常に伝送できることを検証しました。

この業界にとって快挙と言える出来事により、好調なデジタル経済のもとで最大容量と最高速度を実現し、可能な限り最高のユーザー・エクスペリエンスの提供を目指すComcastの取り組みが明らかになっています。

キー・ファクト:

  • Comcastのラボ・チームとネットワーク設計チームは、CienaのWL5e技術を利用しながら、混在するファイバー・リンク全体で波長容量を2倍に増やしました。業界初のプログラマブルな800GソリューションであるWaveLogic 5 Extremeは、200Gから800Gの調整可能な帯域を提供するように設計されており、波長あたりの容量の向上とビットあたりのコスト削減とともに、変化し続けるエンドユーザー需要へのコンスタントな適応を実現します。
  • CienaのWaveserver 5フォームファクターを利用し、ニューアークとピッツバーグ間のリンクにWL5eを初めて導入しました。Waveserver 5は、WaveLogic 5コヒーレント技術を利用して、コンパクトな2RUの筐体で最大12.8Tbpsまでスケールアップ可能であるため、Comcastは広帯域サービスの成長をサポートするために必要な容量を最大限に増やし、ハードウェアの台数を減らすことが可能となります。
  • WL5eは、容量のアップグレードに加え、400Gインターフェイス・ルーターへの進化と、Comcastの全国バックボーン・ネットワークの全域に及ぶ、再生なしの400GbE伝送を実現します。また、Comcastは、この機能によって消費電力とTCOを削減しながら、ビジネスの成長ペースに合わせてネットワークをスケールアップし続けることができます。

エグゼクティブ・コメント:

  • 「米国最大の固定ブロードバンド事業者として、当社は、ユーザーによるメディアとデータの利用方法およびその変化を理解しています。また、ネットワーク全体で容量を拡大することで、顧客需要の増大に継続的に取り組んでいます。この最近の成果により、当社はCienaが革新を重ねてきたコヒーレント光技術の長所を活かして、ネットワーク・アーキテクチャーだけでなく、ビットあたりの全体的なコストを最適化できます。」 - Comcast、ネットワーク通信設計担当上級副社長、ノーム・ラファエリ(Noam Raffaelli)氏
  • 「この目覚しい成果により、当社の業界をリードする技術が、現状のネットワーク能力の限界を超えて、新たな段階に到達していることを示すことができました。WaveLogic 5 Extremeを利用した業界初となる800Gソリューションは、全域にわたる400GbE伝送もサポートするため、Comcastは大幅な効率化によってネットワーク容量を拡張して先手を打つことにより、通信とエンターテインメントの分野で業界をリードするイノベーションを起こし続けることができます。」- Ciena、グローバル・プロダクト/サービス担当上級副社長、スコット・マクフィーリー(Scott McFeely)

Comcastについて
Comcast Corporation(Nasdaq:CMCSA)は、メディアとテクノロジーのグローバル企業であり、Comcast Cable、NBCUniversal、Skyという3つの主要ビジネスを展開しています。Comcast Cableは、Xfinityブランドのもとで個人顧客向けに高速インターネット、ビデオ、電話サービスを提供する米国最大のプロバイダーのひとつであり、法人顧客向けにも同様のサービスを提供しています。Xfinityブランドでは、個人顧客向けに、無線サービス、セキュリティー・サービス、自動化サービスも提供しています。グローバルなNBCUniversalは、ニュース、エンターテインメント、スポーツのケーブル・ネットワーク、NBCとTelemundoの放送ネットワーク、テレビ制作、テレビ局グループ、Universal Pictures、Universal Parks and Resortsを運営しています。Skyは、メディアとエンターテインメントの業界をリードするヨーロッパの企業であり、有料テレビ放送サービスの顧客に広範なビデオ・コンテンツを提供しています。また、住宅向けの高速インターネット、電話、ワイヤレス・サービスなどの通信サービスも提供しています。Skyは、Sky Newsの放送ネットワークとスポーツとエンターテインメントのネットワークを運営し、オリジナル・コンテンツを制作して、コンテンツの独占配信権を獲得しています。詳細については、www.comcastcorporation.comをご覧ください。

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家向け情報のご案内
当社ウェブサイトの投資家セクションでは、プレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表を定期的に掲載しています。随時、重要情報を本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは一定の将来見通しに関する記述を含んでおり、これらの記述は当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果ないし成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述されたものを含むリスクと不確実性により、これらの記述で指摘ないし暗示された内容とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「期待される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「なると思われる」などの語句で特定できます。シエナは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません