ハノーバー(メリーランド)、東京 –2019年2月21日 楽天のグループ会社である楽天モバイルネットワーク株式会社は、新たにモバイルネットワークを展開するにあたり、Ciena(NYSE:CIEN)のデジタルコヒーレント光プラットフォームとネットワーク管理機能を導入します。楽天のモバイルサービス展開に向けて、メトロ、リージョナル、全国バックボーンのネットワークにCienaの技術を活用し、将来的な5Gへの拡張にも対応できる、柔軟で回復力のあるネットワークを構築します。

キー・ファクト:

  • 日本国内で新たにモバイルサービスを開始する楽天は、モバイルネットワークをゼロから構築しています。楽天は、モバイルブロードバンドサービスの拡張を継続的にサポートするために、光ネットワークを迅速かつ柔軟に拡張できるAdaptive Network (適応型ネットワーク)の実現を目指します。
  • 楽天は、CienaのBlue Planet™ MCP (Manage, Control, Plan)ソフトウェアを導入することにより、SDNベースのエンドツーエンド・ネットワーク制御を実現し、障害管理とパフォーマンス管理の強化に役立てます。

エクゼクティブからのコメント:

  • 「モバイルブロードバンドは、社会のあらゆる分野を変革し、医療、教育、エネルギーや農業などに必要な様々な通信サービスを進化させる刺激的な機会を提供します。 私たちの目標は、世界初となるエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークを活用して、ユーザーの皆様に充実したモバイル体験を提供することです。Cienaの光伝送プラットフォームと革新的なソフトウェアはこの取り組みの実現に向けて重要な役割を果たしています。」
    • タレック・アミン、最高技術任者(CTO)、楽天モバイルネットワーク株式会社
  • 「沖電気工業株式会社は、楽天モバイルネットワークとの協業の中で、当社の保有する豊富な知見とノウハウを活用し、最新技術を利用したモバイルネットワークの短期構築を目指します。その中でCienaの市場をリードする優れた光伝送技術を採用することにより、この革新的なネットワークの構築を実現してまいります。」
    • 坪井正志、常務執行役員 情報通信事業本部長、沖電気工業株式会社
  • 「スマートフォンからタブレット、ラップトップまで、日本中のユーザーは常に最新の技術革新を求めています。さらに、これらの機器を最大限に活用するために最高の通信スピードを期待しています。 Cienaの業界最先端の光通信技術は、楽天モバイルネットワーク様が次世代のモバイル通信を展開するための最強のインフラストラクチャ構築に貢献してまいります。」
    • 久米博之、代表取締役社長、日本シエナコミュニケーションズ株式会社

楽天について
楽天株式会社(東証:4755)は、日本発のインターネット・サービス企業で、Eコマースをはじめ、フィンテック、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これら様々なサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム」を形成しています。1997年に創業し、「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という企業理念のもと、現在では1万7千人以上の従業員を擁し、世界30カ国・地域において事業を展開するグループ企業となっています。詳しい情報は https://corp.rakuten.co.jp/ をご覧ください。

沖電気工業株式会社
明治14年に創業した日本最初の通信機器メーカーであり、日本で初めて電話機の開発に成功して以来、国産初のコアメモリーを採用したコンピューター発売、世界初の紙幣還流型ATM開発、国産初のVoIPシステム市場投入など情報社会のインフラを支える商品を提供してきました。現在、OKIグループは「情報通信」「メカトロシステム」「プリンター」「EMS」などの事業分野において、常に社会の発展に寄与する最先端の技術・商品、サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現への貢献を使命に事業を展開しています。

OKIホームページ:https://www.oki.com/jp

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家向け情報のご案内
当社ウェブサイトの投資家セクションでは、プレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表を定期的に掲載しています。随時、重要情報を本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは一定の将来見通しに関する記述を含んでおり、これらの記述は当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果ないし成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述されたものを含むリスクと不確実性により、これらの記述で指摘ないし暗示された内容とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、Cienaの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「期待される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「なると思われる」などの語句で特定できます。シエナは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません