ハワイ、ホノルル – 2023年1月15日 – オーストラリアの国際通信事業者Southern Cross Cables Limited(「Southern Cross」)は、本日、同社のSouthern Cross NEXT(「NEXT」)ケーブルを使用して、オーストラリア、ニュージーランド、米国間で400GbEの法人サービスの提供を開始することを発表しました。

Southern Cross社のCEOであるローリー・ミラー(Laurie Miller)氏は、オーストラリア、ニュージーランドおよびその周辺国で初となる400GbEの国際サービスサービス、そして単一のシステムによるデータセンター間400GbEサービスとしては現時点で世界最長となるこのサービスは、顧客にとって大きな変革をもたらすものになると述べています。

「クラウド導入やデジタル化によって促進される帯域需要の急増に対応するために、Southern Cross NEXTケーブル・システムを用いて、新しい技術と機能を備えるよう設計されました。当社は、Southern Crossエコシステムと新しいNEXTケーブルを利用したイノベーションをいくつか計画していますが、その最初のイノベーションとなる400GbE レイヤー1サービスの提供ができることを大変嬉しく思っています。」

「この400GbEサービスが利用可能になることで、お客様はシドニーとロサンゼルスのデータセンターを結ぶ超低遅延の直接接続を利用できるようになる他、2023年に導入されるオークランドの新しいデータセンター・アクセスポイント(POP)も利用できるようになります。最近では、特にデータセンター間のGCN(Global Content Network)接続で100Gを超える大容量リンクの需要が急増しています。このようなケースでは、データ複製、データ・ストレージ接続、障害回復のために、非常に大容量で回復力のあるデータがコア・ネットワーク・インフラ上で伝送される必要があります。Southern Crossマルチパス・エコシステムが得意とするアプリケーションです。」

Southern Cross社の400GbEサービスは、WaveLogic 5 Extremeコヒーレント光モジュールを搭載したCiena 6500 Packet-Optical Platform上で稼働し、Manage, Control and Plan(MCP)ドメイン・コントローラーによって管理されます。変化し続けるネットワーク・トラフィックの需要の増大に対応するために、Southern Cross社のエコシステムには、Cienaの54008700プラットフォームも導入されています。これにより、利用可能な波長において、100Mbsから400GbEまでの接続サービスを提供できます。

Cienaのオーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島地域担当マネージング・ディレクターのイヴァン・ポリッツィ(Ivan Polizzi)は、次のように語っています。「このような柔軟性と拡張性を備えたCienaのネットワーク基盤により、Southern Cross社は、今日のネットワークの需要急増に対応し、400GbEサービスのようなアプリケーションを使って顧客に卓越した接続を提供できます。CienaとSouthern Crossは、変化し続ける顧客や業界の需要に対応するために、将来の機会とイノベーションについて協力を続けることを重視しています」。

Southern Cross社の400GbEサービスは、Southern Cross社から直接、または同社の再販パートナーを通じて提供されます。

Southern Cross社 / Southern Cross NEXTについて

NEXTケーブルは、オーストラリアと米国間のSouthern Crossネットワーク・エコシステムの3番目のルートであり、2022年7月7日に始動しました。NEXTケーブルは、ロサンゼルスのハーモサビーチに陸揚げされ、オーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島の人々と地域社会を世界各地につなげる信頼性の高い接続を提供するという、Southern Cross社の継続的なミッションをサポートします。また、NEXTケーブルは、トケラウとキリバスに初のグローバル海底ファイバー接続を提供し、重要性を高めているフィジーの太平洋諸島のデジタル・ハブとしての役割を強化します。

NEXTシステムは、異なる3つの海底ケーブル・ルートの1つであり、20以上のアクセスポイントと43,000km以上の距離を有するSouthern Crossエコシステムは、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、トケラウ、キリバス、ハワイと米国西海岸の間の大容量の低遅延ルートをサポートします。

Southern Cross Cables Ltd(SCCL)は、オーストラリア、ニュージーランド、太平洋地域の通信事業者およびインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)向けに、グローバル容量を提供する先進的な地位を維持するオーストラレーシアの独立系サプライヤーです。SCCLは、オーストラレーシアと米国西海岸を結び、強化された信頼性、品質、ネットワーク効率を提供するように設計された、ツイン海底ケーブル・リンクのSouthern Cross Cable Networkを構築するために1997年に設立されました。

Southern Cross社について詳しくは、www.southerncrosscables.comをご参照ください。.

Cienaについて
Ciena(NYSE: CIEN)は、ネットワーキング用のシステム/サービス/ソフトウェアのグローバルリーダー企業です。業界で最も適応性の高いネットワークを構築し、お客様が増え続けるデジタル需要を予測して対応できるようにします。Cienaは30年以上にわたり、常にイノベーションを追求し、人間性を融合させてきました。お客様、パートナー、コミュニティとの協調的な関係に最も高い優先順位を置いており、柔軟性、オープン性、持続可能性を備え、現在と将来にわたってすべてのユーザーにより良いサービスを提供できるネットワークを構築しています。シエナの最新ニュースについては、LinkedInTwitterCiena  Insights blogwww.ciena.comをご覧ください。日本におけるシエナの事業の詳細については、https://www.cienacorp.jp/をご覧ください。

投資家の皆様へ

当社ウェブサイトの投資家セクションで、定期的なプレスリリース、SEC提出書類、最新ニュース、財務成績、その他の発表をご覧いただけます。随時、重要情報を本ウェブサイトや当社使用のその他の開示チャンネルに掲載します。本プレスリリースは一定の将来見通しに関する記述を含んでおり、これらの記述は当社の現在の期待、予測、情報、仮定に基づいています。これらの記述は、リスクと不確実性を内包するものです。実際の結果ないし成果は、SECに提出した直近の年次/四半期報告書で詳述されたものを含むリスクと不確実性により、これらの記述で指摘ないし暗示された内容とは大きく異なる場合があります。将来の見通しに関する記述としては、シエナの期待、信条、意図、戦略に関する記述があり、「信じられる」、「あり得る」、「推定される」、「期待される」、「意図する」、「可能性がある」、「はずである」、「予定される」、「なると思われる」などの語句で特定できます。シエナは、新たな情報、将来の出来事、その他の結果に関係なく、本プレスリリースに含まれる情報を更新する義務を負いません。