私は少し前に「Virtualize Your Submarine Cable(海底ケーブルの仮想化)」というブログで、海底光ファイバーの利用可能な光スペクトルを複数の異なるエンドユーザー間に論理的にパーティション化する、スペクトル共有の考え方を取り上げました。このソリューションは、かなりの数のチャネル(波長)を利用する必要があるが、利用できない場合が多く、コストが非常に高い包括的な光ファイバーを利用する必要はないお客様のニーズにお応えします。 

エンドユーザーは、「仮想ファイバー・ペア」サービスの管理をケーブル事業者に任せるのではなく、スペクトルを購入することによってスペクトル共有を開始することができます。または、ユーザー自身がスペクトルと必要となる海底回線終端装置(SLE)を管理することもできます。それぞれのアプローチには、長所と短所があります。これらの長所と短所を説明するために、自由に利用できる参考資料があれば素晴らしいと思います。

海底ネットワーク・サービスの進化 

海底ネットワーク・サービスの進化

海底ネットワーク・サービスのスペクトルをより有効に活用

スペクトル共有は、エンドユーザーと海底ケーブル事業者の双方に、さまざまなメリットを提供します。たとえば、海底ケーブル事業者は、固定されたTbpsではなく、アップグレード可能なTHzを販売することで、これまでにない興味深い方法で海底資産を収益化することができます。エンドユーザーは、必要になったときに最新のSLTEを設置することで、購入済みの光スペクトル・パーティションの容量を増やすことができるため、急速に進化し続けるコヒーレント・モデムの最新技術を利用することができます。これにより、エンドユーザーは最新のコヒーレント光技術を利用して、固定光スペクトルに対して容量を継続的にアップグレードできます。また、各世代の新技術がもたらす重要なメリットとして、ビットあたりのコストも下がり続けます。

大きな選択に伴う大きな責任

新しいテクノロジー・モデルとビジネス・モデルのすべてに言えることですが、スペクトル共有に基づく海底ネットワーク・サービスの所有と運用には、機会と課題の両方がもたらされます。エンドユーザーと海底ケーブル事業者に、スペクトル共有の理解を深めて、より多くのビジネスとテクノロジーの情報に基づいて意志決定をしていただけるように、当社は人気の高い「Open Submarine Cables Handbook(オープン海底ケーブル・ハンドブック)」を補完する目的で、新しい「Spectrum Sharing Handbook(スペクトル共有ハンドブック)」を作成しました。

ハンドブックは両方とも無料でダウンロードしていただけます。今すぐご参照ください。

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