創設は1992年の秋でした。その頃、World Wide Webは、まだ登場していませんでした。  Cienaの前身となる会社が正式に発足の運びとなったのは、元General Instruments社のエンジニアであったデービッド・フーバー(David Huber)が、ケーブル会社が最終消費者宅までの回線を使ってTVチャネルの数を増やす方法を思い付いたことがきっかけでした。

その後の1年半の間に、パット・ネトルズ(Pat Nettles)、ラリー・フワン(Larry Huang)、スティーブ・チャディック(Steve Chaddick)がフーバーに加わり、4人の創設者メンバーが揃いました。 その後まもなく、社名をCienaと改め、米国の長距離電話会社のファイバー・ネットワークでDWDM実現するという明確な目標を掲げて新たなスタートを切りました。

この秋に、Cienaは創立25周年を迎えます。  これを祝して、アーカイブを掘り起こし、人々とイノベーションの豊かな歴史を写真とストーリーを織り交ぜながら一連のブログでご紹介します。

まず、25周年にちなんで、25のベストショットを選びました。  発足当時のCienaチームも写っています。  時の流れを感じさせる、感慨深い写真もあります。

皆さんの写真もぜひ拝見したいです。  Cienaの歴史の一端を示す写真をお持ちでしたら、私宛てにメールでお送りください。 年末までの間CienaのFacebookページに、Cienaの歴史が垣間見えるさまざまな写真を投稿します。

この少しピントがずれた写真は、Cienaの4人の創設者メンバーの姿をとらえた最も初期の写真です。 左から順に、 パット・ネトルズ、ラリー・フワン、スティーブ・チャ

ディック、デービッド・フーバーです。

 

このショットがとらえているのは、初めて出荷されたCienaの製品です。 これは1996年春に出荷されたMultiWave 1600 DWDMプラットフォームです。 Cienaの初期のチームメンバーの何人かがサインを残しています。

 

複数の人によって作り上げられたこの製品は、「ハチ」のように強烈なパンチは繰り出しません。 マスコットとして「ホタル」(Ciena Firefly)が採用されたMultiWave Firefly製品は、1997年に開催されたNFOEC Conferenceで初めてそのベールを脱ぎました。 MultiWave Fireflyは、チャネルあたり2.5Gbpsの容量で短距離DWDMを提供し、ファイバーあたり最大60Gbpsの容量を達成しました。

 

次の写真は、CEOのパット・ネトルズ(現在は代表取締役会長)をはじめ、複数の人たちが1996年にメリーランド州リンシカムでCiena本社の竣工式のテープカットに参加している様子です。

 

1994年のオール・オプティカル・ネットワークの構想を示しています。  この図は、Cienaの現CTOのスティーブ・アレクサンダー(Steve Alexander)が、マサチューセッツ工科大学(MIT)に在職中に作成したものです。

 

Cienaの主任研究員のヴィクター・ミザヒ(Victor Mizahi)が共有してくれた、Ciena機器を収めたラック背面を撮影した1990年代の写真です。当初からトレンドセッターとしてのCienaの手法をうかがわせる写真です。

 

Ciena移籍後のCEOのゲーリー・スミス(Gary Smith)とCTOのスティーブ・アレクサンダー(Steve Alexander)をとらえた、かなり以前の写真です。

 

SuperComm 1996のCienaブースの前で撮影した写真です。

シングル・ファ

イバーで40Gの容量と600kmの距離を実現したことは、非常に大きな快挙でした。

 

初期の頃、Cienaのお客様とMultiWaveプラットフォームをラボで撮影した写真です。

 

Cienaは、2002年1月11日にNASDAQ証券取引所に上場しました。CEOのゲーリー・スミスとチームが株式取引開始を祝う鐘を鳴らした日の写真です。

 

NFOEC 1997のCienaブースの前にいる、前COOのフランソワ・ロコ・ドノ(Francois Locoh-Donou)の若かりし頃の写真です。

 

Ciena Fireflyの登場で陰が薄くなった感がなきにしもあらずのCienaの初代マスコット、LightWorks Louです。 噂では、今でもときどきCienaのオフィスをさまよい歩いているそうです。

 

ゲーリー・スミスと、Cienaの前上級副社長 / NortelのMENビジネスの社長であったフィリップ・モリン(Philippe Morin)が、CienaによるNortelの光ビジネスの統合を祝している2010年のオタワでの写真です。

 

Nortelの光ビジネスの統合を祝した2010年のイベントで、CEOのゲーリー・スミスがNortelのオタワ・チームを迎えています。

 

この写真については一体何が起きているのか、正直なところ、分かりません。  ご存じの方がいらっしゃれば、教えてください。

 

Cienaの4人の創設者メンバーの一人、ラリー・フワンです。

 

Cienaの初期の頃の写真です。スティーブ・アレクサンダー(左)とチームメイトのセシル・スミス(Cecil Smith)が、MultiWave 1600伝送システムを披露しています。

 

2013年にオタワのR&Dラボで開催されたCiena Vectorsイベントで、デーヴ・デューセット(Dave Doucet)(左)とマイケル・ハバード(Michael Hubbard)が、Cienaの新しいWaveLogic 3コヒーレント・チップセットをお客様に紹介している写真です。

 

トレードショー(おそらく「SuperComm 2001」)のCienaブースに展示された、なかなか見応えのあるディスプレイです。役に立たない他社製品が打ち捨てられている荒れ地に、Cienaの新しいCoreDirectorプラットフォームが立ち上がるところを表現しています。

 

スティーブ・アレクサンダー(最前列右)とMultiWaveチーム。1995年にラボで撮影されました。

 

ファイバーが縦横に張り巡らされた室内の様子。カナダのオタワにあるCienaのR&Dラボで2011年に撮影されました。

 

旧Cyanの社員が、CienaによるCyanと同社のBlue Planetソリューションの統合を祝した歓迎イベントを楽しんでいる様子です。イベントは2013年にカリフォルニア州ペタルーマで開催されました。

 

2014年にニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影したCiena CEOのゲーリー・スミスとチームの写真です。 Cienaは、NASDAQからNYSEへの上場市場の変更を祝して、株式取引開始の鐘を鳴らしました。

 

トラックで移動する、Cienaのモバイル・イノベーション・ラボが2013年にローマに立ち寄りました。

 

メリーランド州ハノーバーの新しいCiena本社。 Cienaの本社は、2012年にメリーランド州リンシカムの旧キャンパスから移設されました。

 

共有してもかまわないCienaの過去の写真をお持ちでしたら、 メールで送ってください。Facebookページに投稿している写真集に追加して、年末まで公開します。